要点
浅い壁のくぼみには、まずEA250WH5を検討してください。資料に記載されたキャビネットの奥行きは30 mmで、出典には開口部に深いくぼみは不要とあります。EA640H1は奥行き48 mmの前面保守対応屋内ウォールで、640 × 480 mmのキャビネットに320 × 160 mmのモジュールを六枚搭載します。出典には別途、構造体と換気のために追加の奥行きを確保するよう記載されています。どちらも設置後の組立全体の奥行き、前面の作業空間、ピッチ、配置を書面で確認する必要があります。
浅いくぼみへの適合性は奥行きとキャビネット形式で決まる
シリーズ名ではなく、くぼみの制約から検討を始めてください。EA250WH5の出典には、 奥行き30 mmの超薄型キャビネット と記載され、開口部に深いくぼみは不要とされています。EA640H1の出典は奥行き48 mmのキャビネットについて説明し、別途、構造体と換気のために追加の奥行きを確保するよう勧めています。キャビネットの奥行きは設置に関わる寸法の一つにすぎません。対象のウォールについて、設置後の組立全体の奥行き、取付インターフェース、換気用の空間を確認してください。
キャビネット形式によっても、奥行きの浅いウォールの計画は変わります。EA250WH5は、500 × 250 mmから1000 × 500 mmまでの六種類のキャビネット形式で、共通の250 × 250 mmモジュールを使用します。EA640H1は、 640 × 480 mmのダイカスト製キャビネット に、320 × 160 mmのモジュールを横二列、縦三段で六枚搭載します。EA640H1の資料には、4:3のキャビネットを横四列、縦三段、計12台並べると、2,560 × 1,440 mmで16:9のウォールになるとも記載されています。特定のくぼみに合わせる際は、キャビネットの配列、モジュールのグリッド、直角部分や柱面を示す配置図を依頼してください。平面のキャビネット台数だけでは、これらの配置に必要な台数は決まりません。
ピッチ範囲、モジュール保護、保守アクセス
両シリーズのピクセルピッチには、重なる範囲が一部あります。EA250WH5はP1.25 GOBからP3.91までの七種類を用意しています。EA640H1はP1.25からP2.5までで、P1.25からP2のモデルにGOBを、P2.5に標準のSMD2020モジュールを採用しています。くぼみに設置するウォールを近くから見る場合は、最も近い視聴者と最小の文字にピッチを合わせてください。離れた位置から見る場合は、ピッチ範囲がより広いEA250WH5で選択の余地が増える可能性があります。見積書にはシリーズ全体の範囲ではなく、選択する具体的なピッチとモジュール保護方式を記載するよう依頼してください。
保守アクセスは、両者に共通するもう一つの制約です。EA250WH5のモジュール、電源、制御部品には吸着工具で前面からアクセスできるため、ウォール背面に保守通路は不要です。EA640H1のモジュールは真空式保守工具で表示面側から取り外すため、背面保守通路は不要で、モジュールはリボンケーブルを使わずキャビネットのHUBに接続します。EA250WH5も、独立した電源コードやリボンケーブルを使わないHUBへのモジュール直接接続を採用しています。くぼみに設置する場合は、モジュールを取り外すために必要な前面空間を確認し、 予備モジュール を独立した見積項目にしてください。
浅いくぼみ向けの奥行き、形式、保守の比較
| 判断項目 | EA250WH5の資料 | EA640H1の資料 | 依頼する内容 |
|---|---|---|---|
| キャビネットの奥行き | 奥行き30 mmの超薄型キャビネット。出典には、開口部に深いくぼみは不要と記載。 | 奥行き48 mmのキャビネット。出典には、構造体と換気のために追加の奥行きを確保するよう記載。 | キャビネットの奥行きを、設置後の組立全体の奥行き、取付インターフェース、換気用の空間と分けて明記してください。 |
| キャビネットとモジュールの形式 | 500 × 250 mmから1000 × 500 mmまでの六種類のキャビネット形式。共通の250 × 250 mmモジュールを使用。 | 640 × 480 mmのダイカスト製キャビネットに、320 × 160 mmのモジュールを横二列、縦三段で六枚搭載。 | 正確なキャビネット寸法、モジュールの外形寸法、ピッチを見積書に記載してください。 |
| 前面保守 | モジュール、電源、制御部品に吸着工具で前面からアクセス可能。ウォール背面に保守通路は不要。 | 真空式保守工具で表示面側からモジュールを取り外し可能。背面保守通路は不要。 | 実際の設置位置に合わせて、保守のアクセス経路と前面の作業空間を確認してください。 |
| ピッチ範囲とモジュール保護 | P1.25 GOBからP3.91までの七種類のピッチ。 | P1.25からP2.5。P1.25からP2のモデルにGOB、P2.5にSMD2020を採用。 | シリーズ全体の範囲ではなく、選択したピッチとモジュール保護方式を確認してください。 |
| 取付と位置合わせ | 壁掛け、吊り下げ、柱への設置に対応。直角構成と柱を囲む構成が資料に記載。 | ダイカストアルミ製キャビネットをクイックロックで接合し、接合部で位置合わせ。4:3のキャビネットで16:9の配列を構成。 | 該当する平面、直角面、柱面について、配置図とキャビネット台数を依頼してください。 |
| 見積に含める内容 | 価格は案件ごとの見積で、ピクセルピッチ、ウォール寸法、キャビネット台数、制御システム、予備モジュール、輸送によって決まります。 | 見積依頼ではウォールの幅と高さ、視聴距離、希望ピッチ、配送先住所を求めており、キャビネット、コントローラー、予備モジュール、運賃を含む項目別見積を提示します。 | キャビネット、モジュール、保守、配置、制御、予備品、運賃を別々の項目にするよう依頼してください。 |
浅いくぼみ向けの見積書に盛り込む内容
浅いくぼみ向けの見積書では、キャビネットの奥行きと設置後の組立全体の奥行きを分け、取付方法、保守のアクセス経路、前面の作業空間、配置に必要な台数、ピッチ、モジュール保護方式を明記することを勧めます。EA250WH5の資料には、六種類のキャビネット形式、壁掛け・吊り下げ・柱への設置、直角構成と柱を囲む構成が記載されています。EA640H1の資料には、クイックロック付きダイカスト製キャビネットと、16:9のウォールを構成できる4:3のキャビネットが記載されています。平面のキャビネット台数では、直角構成や柱を囲む構成の必要台数は決まりません。各面または巻き付ける構成ごとの台数を確認してください。同じ項目構成を使って比較する対象は、 屋内LEDスクリーンの価格です.
予備品と配置の根拠資料は、同じ書類で依頼することを勧めます。EA640H1の資料は、輝度と色の均一性を保つために同じピッチの予備モジュールを発注するよう勧めています。EA250WH5の資料には、すべての形式で同じ250 × 250 mmモジュールを使用するとありますが、それでも見積書には正確なキャビネット形式、モジュール、ピッチを明記することを勧めます。書面の配置図、キャビネットの配列、保守工具、設置位置で必要な前面空間を依頼してください。斜めから見るウォールの場合は、見積対象の具体的なモデルの視野角を確認してください。EA250WH5には160°、EA640H1には140°と記載されています。
奥行きが大きいEA640H1の方が適している場合
EA640H1は、奥行きが大きいという理由だけで、くぼみへの設置候補から外れるわけではありません。奥行き48 mmのキャビネットは前面保守に対応し、出典には表示面側からモジュールを取り外すとあります。そのため、取付設計で構造体と換気に必要な追加の奥行きを確保できれば、壁面に近接したウォールや奥行きの浅い保守空間にも適合する可能性があります。重要なのはキャビネット単体の数値ではなく、設置後の総奥行きです。具体的なEA640H1の取付方法について、必要なくぼみの奥行きを供給者に確認してください。
標準の16:9配列を目指し、購入者がキャビネットの種類を少なくしたい場合には、大きい640 × 480 mmのキャビネットの方が適していることもあります。4:3のキャビネットを横四列、縦三段、計12台並べると、2,560 × 1,440 mmで16:9のウォールになります。EA640H1はP1.25からP2.5までをカバーし、P1.25からP2にGOB、P2.5にSMD2020を採用しています。また、リフレッシュレートは3,840 Hz以上、グレースケールは14-bit、輝度は600から800 cd/m²、視野角は140°と記載されています。これらは資料にあるシリーズの仕様であり、具体的なピッチとウォールについて確認が必要です。くぼみに設置するウォールでは、キャビネットの位置合わせ方法と、 継ぎ目と位置合わせ の受入確認方法を尋ねてください。
浅いくぼみへの設置例と確認事項
| 状況 | 確認事項 |
|---|---|
| 仕上げ後の奥行きが非常に浅いくぼみ | EA250WH5の30 mmキャビネットとEA640H1の48 mmキャビネットを比較し、実際の設置位置について、設置後の組立全体の奥行き、取付インターフェース、換気用の空間を依頼してください。 |
| 48 mmに構造体の奥行きを加えても収まるくぼみ | EA640H1を検討できます。640 × 480 mmのキャビネット配置、クイックロックによる組立、構造体と換気に必要な追加の奥行きを確認してください。 |
| 視聴者に近いウォール | 最も近い視聴者に合わせてピッチを確認してください。EA250WH5のGOBピッチは近距離視聴向けで、P2.5からP3.91は約3 mに適しています。一方、EA640H1ではP1.25からP1.86を約2から3 m、P2からP2.5を約3から4 mに位置付けています。 |
| 柱を囲む構成または直角面 | EA250WH5には直角構成と柱を囲む構成の記載があります。配置図と各面のキャビネット台数を依頼してください。平面ウォールの台数を柱やコーナーの構成に流用しないでください。 |
| 背面からアクセスできない場合 | 両モデルとも前面保守が資料に記載されています。実際のキャビネットと取付方法について、保守工具と前面の作業空間を確認してください。 |
| 予備品と交換の計画 | 正確なピッチとキャビネットまたはモジュールの形式を指定して予備モジュールを発注してください。EA640H1の資料は、輝度と色の均一性を保つために同じピッチを勧めています。 |
EA640H1を横4列、縦3段に並べる場合のキャビネット台数
計算例:4 × 3 = 12台。出典には、2,560 × 1,440 mmで16:9のウォールを、キャビネット横四列、縦三段の計12台で構成すると記載されています。
EA640H1の16:9ウォールの幅
計算例:4 × 640 = 2560 mm。出典には、幅640 mmのキャビネットを横に四台並べると、幅2,560 mmのウォールになると記載されています。
EA640H1の16:9ウォールの高さ
計算例:3 × 480 = 1440 mm。出典には、高さ480 mmのキャビネットを縦に三台並べると、高さ1,440 mmのウォールになると記載されています。
購入者向けチェックリスト
- キャビネットの奥行きだけでなく、対象のウォールの設置後の組立全体の奥行き、取付インターフェース、換気用の空間を確認してください。
- 正確なモデル、キャビネット寸法、モジュールの外形寸法、ピッチを見積書に記載してください。
- くぼみの設置位置について、前面保守のアクセス経路、工具、作業空間を確認してください。
- 該当する平面、直角面、柱面について、配置図とキャビネット台数を依頼してください。
- 見積対象のピッチとモジュール形式に合わせ、予備モジュールを別項目にしてください。
- カメラ撮影や斜め方向の座席が重要な場合は、見積対象の具体的なピッチについて、リフレッシュレート、グレースケール、視野角を確認してください。
よくある質問
浅いくぼみに設置する場合、EA250WH5とEA640H1ではどちらが薄いですか?
EA250WH5の資料には奥行き30 mmのキャビネット、EA640H1の資料には奥行き48 mmのキャビネットが記載されています。EA250WH5の出典には開口部に深いくぼみは不要とありますが、EA640H1の出典には構造体と換気のために追加の奥行きを確保するよう記載されています。キャビネット単体の奥行きだけでなく、設置後の組立全体の奥行きを比較してください。
奥行き30 mmのキャビネットであれば、EA250WH5ウォールに取付用の奥行きは不要ですか?
いいえ。30 mmはキャビネットの奥行きです。EA250WH5の出典には、キャビネットをほぼ面一に取り付けられ、開口部に深いくぼみは不要とあります。ただし、見積書には対象のウォールの設置後の組立全体の奥行き、取付インターフェース、換気用の空間を記載する必要があります。
浅いくぼみでもEA640H1の前面保守は可能ですか?
EA640H1のモジュールは真空式保守工具で表示面側から取り外すため、背面保守通路は不要です。キャビネットの奥行きは48 mmで、出典では別途、構造体と換気のために追加の奥行きを確保するよう勧めています。具体的な取付方法に必要な前面の作業空間とくぼみの奥行きを確認してください。
両モデルはどのピッチ範囲をカバーしていますか?
EA250WH5はP1.25 GOBからP3.91までの七種類をカバーします。EA640H1はP1.25からP2.5までで、P1.25からP2のモデルにGOB、P2.5にSMD2020を採用しています。選択したピッチとモジュール保護方式を見積書で確認してください。
これらのウォールを浅いくぼみに設置する見積書には、何を含めるべきですか?
キャビネット寸法、モジュールの外形寸法、ピッチ、奥行き、取付方法、保守のアクセス経路、前面の作業空間、配置に必要な台数、制御、予備品、運賃を別項目にするよう依頼してください。EA640H1の見積案内では、ウォールの幅と高さ、視聴距離、希望ピッチ、配送先住所を求め、キャビネット、コントローラー、予備モジュール、運賃を含む項目別見積を提示しています。EA250WH5は、ピッチ、ウォール寸法、キャビネット台数、制御システム、予備モジュール、輸送に基づく案件ごとの見積です。
この二つのモデルは屋外で使用できますか?
いいえ。どちらも屋内用のIP31シリーズで、動作温度範囲は-20 °Cから+60 °Cです。屋外案件には、耐候仕様のキャビネットと、より高いIP保護等級が必要です。
プロジェクトの要件を共有し、 見積を依頼してください.
使用した出典: EA640H1の仕様; EA250WH5の仕様
詳細をご確認ください
出典・参考資料
出典ページは変更される場合があります。日付は参照日を示します。
- EA640H1の仕様 参照日 2026年9月23日
- EA250WH5の仕様 参照日 2026年9月23日