要点
ディスプレイを発表者とともに移動させ、演台、作業台、電源・データ端子、前面保守対応のGOBモジュールを組み合わせる必要がある場合は、EA-PDのLED演台を選んでください。会議室に常設壁があり、前面保守対応の16:9、2K・4K・8Kビデオウォールが必要なら、EA600COB3などの固定屋内ウォールを選んでください。最も近い観客の位置、画面寸法、電源、制御を書面で確認します。
画面寸法より先に、ディスプレイの役割を決める
会議室向けの購入では、ディスプレイが発表者の道具なのか、室内の常設壁なのかを先に決めます。 EA-PD は、デジタル演台とディスプレイを組み合わせた屋内GOB・LED演台スクリーンです。前面保守に対応し、320 × 160 mmのGOBモジュールを使用し、ピクセルピッチはP1.53またはP1.86です。筐体には作業台、コンセント、データ端子、収納、一人で配置できるキャスターがあり、会議室、講堂、学校、礼拝施設、イベントステージ向けに設計されています。
固定の会議室ウォールは別の要件に応えます。EA600COB3は、2K・4K・8Kビデオウォール向けの600 × 337.5 mm、16:9キャビネットで構成する屋内COB・LEDスクリーンです。P0.62~P1.87の六種類のピッチで、フリップチップCOBモジュールを採用します。完全な前面保守、ケーブルを使わないHUBモジュール接続、600 cd/m²、視野角140°、16-bitグレースケール、少なくとも3,840 Hzのリフレッシュレートが記載されています。
画面寸法とピクセルピッチを、最も近い観客に合わせる
画面寸法とピッチは、最も近い観客と画面内の最小文字に合わせます。EA-PDは、530 × 460 × 1,150 mmの筐体に320 × 960 mmの画面、または650 × 460 × 1,150 mmの筐体に480 × 960 mmの画面を用意し、どちらのサイズもP1.53またはP1.86で選べます。文書では、GOB封止が日常的な衝撃、ほこり、湿気からLED表面を保護する助けとなり、講義室や会議室で一般的な近距離視聴に対応するとされています。
固定ウォール向けのEA600COB3は、P0.62~P1.87の六種類のピッチを用意し、すべて共通の150 × 168.75 mmモジュール寸法を使います。16:9キャビネットは、トリミングや拡大縮小なしで2K・4K・8Kソースに一致します。P1.25の4Kウォールは、64台のキャビネットを8 × 8に並べた4,800 × 2,700 mmの構成です。 ピクセルピッチと視距離 に基づく方法を使い、目標とする壁面寸法と視距離に対して、キャビネット配列とピクセル単位で正確なレイアウトを求めてください。
演台と固定屋内ウォール:判断と求める根拠
| 判断項目 | EA-PD演台 | EA600COB3固定屋内ウォール | 求める根拠 |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | デジタル演台とディスプレイを組み合わせた屋内GOB・LED演台スクリーン。会議室、講堂、学校、礼拝施設、イベントステージ向け。 | 2K・4K・8Kビデオウォール向けの16:9キャビネットを使う屋内COB・LEDスクリーン。 | 発表者の道具なのか、室内の常設壁なのかを確認してください。 |
| 画面寸法と形式 | 530 × 460 × 1,150 mmの筐体に320 × 960 mmの画面、または650 × 460 × 1,150 mmの筐体に480 × 960 mmの画面。 | 600 × 337.5 mm、16:9のキャビネット。 | 正確な画面幅、高さ、アスペクト比、キャビネット配列を指定してください。 |
| ピクセルピッチ | P1.53またはP1.86。 | P0.62~P1.87の六種類のピッチ。 | 最も近い観客、画面内の最小文字、見積もりのピッチ。 |
| 移動性 | キャスター付き筐体は一人で配置可能。小さな設置面積で、部屋やイベントエリア間の移動に適します。 | 部屋に合わせて計画する固定ウォール。移動式演台とは記載されていません。 | 部屋の配置変更、移動経路、予定する常設位置。 |
| 保守アクセス | 画面側から前面保守。背面の保守空間は不要。 | 視聴側から完全な前面保守。背面保守通路は不要。 | 設置位置に対する保守経路、作業空間、予備モジュールの適合。 |
| モジュール保護 | 320 × 160 mmのGOBモジュール。GOBは日常的な衝撃、ほこり、湿気からの保護を助けます。 | 封止面を持つフリップチップCOBモジュール。文書では、COBは撮影時のグレアとモアレを抑えるとされています。 | 正確なモジュール種類、保護の記述、予備モジュールのSKU。 |
| 電源とデータ | AC 100–240 V。コンセント、複数のデータ端子、収納を装備。 | AC 100–240 V。ピッチにより最大140–280 W/m²、平均50–95 W/m²。 | 最大電力、給電・UPSの容量設計、データ入力、制御範囲。 |
| コンテンツ運用 | 内蔵データ端子と収納を備えるプラグアンドプレイ運用。 | 16:9キャビネットがトリミングや拡大縮小なしで2K・4K・8Kソースに一致。 | ソース解像度、切り替え、コンテンツ担当者、受け入れ試験。 |
移動性と室内への組み込み
移動性は演台の最も明確な利点です。EA-PDのキャスター付き筐体は一人で配置でき、小さな設置面積は、会議室、教室、ステージ、イベントエリア間で演台を移動する会場に適すると記載されています。前面保守により、技術者は画面側からモジュールにアクセスでき、背面の保守空間を必要としません。そのため、ステージ壁、会議室の背景壁、固定の演台位置の近くに配置しやすくなります。
固定ウォールは移動ではなく部屋に合わせて計画します。 EA600COB3 のキャビネットは奥行き30 mm、重量4.1 kgで、画面のm²当たり約20 kgです。完全な前面保守では視聴側からモジュールを交換するため、背面保守通路なしで仕上げ済みの壁に固定したり、ニッチに埋め込んだりできます。会議室のレイアウトと壁面位置が恒久的である場合に、固定方式が適します。
保守アクセスとモジュール保護
保守アクセスの範囲は異なります。EA-PDは320 × 160 mmのGOBモジュールを使用し、画面側からの前面保守に対応します。文書には背面の保守空間が不要とあります。GOB封止は、日常的な衝撃、ほこり、湿気からLED表面を保護する助けになります。一体型演台には、広い作業台、コンセント、複数のデータ端子、収納も備わります。
EA600COB3はフリップチップCOBモジュールと、ケーブルを使わないHUB接続を採用します。モジュールは前面から取り外せ、文書によると、キャビネットのHUBを介して一つのモジュールを交換しても、隣接キャビネットの配線や位置合わせに影響しません。封止されたCOB面についても、撮影時のグレアとモアレを抑えると記載されています。一方、費用面では、COBモジュールは通常、同等のSMDモジュールより高価です。
電源、データ、コンテンツ運用
演台はプラグアンドプレイ運用向けに設計されています。EA-PDはAC 100–240 Vで動作し、作業台、コンセント、複数のデータ端子、収納を備えます。発表者はディスプレイの横に別の演台を追加せずに、機器を接続し、付属品を整理できます。キャスター付き筐体は一人で配置できますが、データ端子の数と種類は具体的な見積もりで確認することが推奨されます。
EA600COB3もAC 100–240 Vで動作します。最大消費電力はP0.62・P0.78で140 W/m²、P0.93・P1.25・P1.56で280 W/m²、P1.87で220 W/m²です。平均消費電力はそれぞれ50 W/m²、95 W/m²、75 W/m²です。給電、UPS、配線は平均値ではなく最大値で設計してください。16:9キャビネットは、トリミングや拡大縮小なしで2K・4K・8Kソースに一致します。見積もりはピクセルピッチ、壁面面積、キャビネット数、制御システム、予備モジュール、取り付け構造、輸送によって変わります。
固定ウォールではなくレンタルウォールが実際の選択肢となる場合
会議室の壁を支持構造に設置、解体、湾曲、再構築する必要があるなら、固定ウォールと演台だけの比較では不十分です。 EA1000H9 は屋内・屋外向けの500 × 1000 mmレンタルキャビネットです。屋内のP1.56~P3.91モデルは700~800 cd/m²で動作し、磁石固定モジュールと背面から開ける電源ボックスを備え、前面・背面から保守できます。 EA500C6 はイベントとAV用途向けの500 × 500 mmキャビネットを使用し、屋内P1.56–P3.91または屋外P2.6–P3.91モデル、四つのコーナープロテクター、二重クイックロックを備えます。これらのレンタルキャビネットは、常設の固定ウォールや移動式演台とは別の選択肢です。
判断の順序と見積もりへの入力情報
最初に、ディスプレイが発表者の道具なのか室内の壁なのかを書き出します。次に、最も近い観客、画面内の最小文字、必要な画面幅と高さ、位置を常設するか、保守経路、電源・データ入力、コンテンツ制作担当者を記録します。項目ごとに LEDスクリーンの見積もりを比較 し、キャビネット、制御、予備モジュール、取り付け、納品を同じ見積もり対象範囲で判断してください。
最も近い観客までの距離、正確なキャビネット配置、前面保守経路、構成する電源・制御範囲が提案設置に対して文書化されていなければ、最終選定を延期してください。ディスプレイ自体を動かす必要がある場合は移動式演台が適し、部屋が恒久的で、16:9または案件に合わせたビデオウォールとして計画できる場合は固定屋内ウォールが適します。どちらの条件も確定していなければ、無理に型式を決めず両方を候補に残してください。
場面別の出発点と確認事項
| 場面 | より適した出発点 | 確認すること |
|---|---|---|
| 発表者が部屋やイベントエリア間を移動する | EA-PD演台 | キャスター付きベース、一人での配置、画面寸法、ピッチ、電源・データ・収納の付属範囲を確認してください。 |
| 会議室の常設プレゼンテーション壁 | EA600COB3固定屋内ウォール | 壁面寸法、最も近い観客、16:9キャビネット配列、前面保守空間、最大電力を確認してください。 |
| 壁を支持構造に設置、解体、再構成する必要がある | EA1000H9やEA500C6などのレンタルキャビネット方式 | 正確なレンタル型式について、キャビネット形式、保守アクセス、クイックロック、コーナー保護、輝度を確認してください。 |
| 演台の文字を近くから見る | EA-PDのP1.53またはP1.86 | 最も近い席から画面内の最小文字を確認し、見積もりの正確なピッチを確認してください。 |
| 大型の4Kまたは8K固定ウォール | EA600COB3 | 目標解像度に対するピッチとキャビネット数を確認してください。P1.25の4Kウォールは、64台を8 × 8に並べた4,800 × 2,700 mmの構成です。 |
| 背面保守通路がない | 前面保守対応のどちらの方式も候補 | 設置するキャビネットと位置に対する正確な前面保守手順と空間を確認してください。 |
EA600COB3、P1.25、4Kのキャビネット数
計算例:8 × 8 = 64台。S3-P3に記載された、EA600COB3、P1.25の8 × 8配列。
EA600COB3、P1.25、4Kの壁面幅
計算例:600 × 8 = 4800 mm。S3-P3の記載どおり、P1.25で幅600 mmのEA600COB3キャビネットを横に8台配置。
EA600COB3、P1.25、4Kの壁面高さ
計算例:337.5 × 8 = 2700 mm。S3-P3の記載どおり、P1.25で高さ337.5 mmのEA600COB3キャビネットを縦に8台配置。
購入者向けチェックリスト
- 型式を比較する前に、ディスプレイが発表者の道具なのか、会議室の常設壁なのかを決めてください。
- 見積もり方式の正確な画面寸法と筐体寸法を指定してください。該当する場合は、EA-PDの320 × 960 mmまたは480 × 960 mmの画面を含めます。
- ピクセルピッチを選ぶ前に、最も近い観客と画面内の最小文字を確認してください。
- 設置位置の前面保守経路と作業空間を確認してください。
- 正確な構成について、最大電力、給電またはUPSの容量設計、データ入力、制御範囲を確認してください。
- キャビネット、制御、予備モジュール、取り付け、納品を別々の見積もり項目として求めてください。
よくある質問
会議室にはLED演台と固定LEDウォールのどちらが適していますか?
ディスプレイを発表者とともに動かす必要がある場合は演台方式を選んでください。EA-PDは、キャスター付き筐体、作業台、コンセント、データ端子、収納を備える可搬式のGOB・LED演台スクリーンです。部屋に常設のプレゼンテーション壁があり、前面保守対応で16:9の2K・4K・8Kレイアウトが必要なら、EA600COB3などの固定屋内ウォールを選んでください。見積もり前に、最も近い観客、画面寸法、保守経路、電源を確認します。
EA-PDのLED演台スクリーンには、どの画面寸法とピッチがありますか?
EA-PDはデジタル演台と320 × 960 mmまたは480 × 960 mmの画面を組み合わせます。対応する筐体寸法は530 × 460 × 1,150 mmと650 × 460 × 1,150 mmです。どちらのサイズもピクセルピッチP1.53またはP1.86で選べます。正確な画面幅、筐体寸法、ピッチを見積もりで確認してください。
EA600COB3固定屋内ウォールは前面から保守できますか?
はい。提示された根拠は、EA600COB3の完全な前面保守を説明しています。視聴側からモジュールを外せるため、背面保守通路なしでニッチに埋め込んだり、仕上げ済みの壁に直接固定したりできます。各モジュールがキャビネットのHUBを介して接続するため、一つのモジュールを交換しても隣接キャビネットの配線や位置合わせに影響しません。
演台と固定ウォールのピクセルピッチは、どう選ぶべきですか?
部屋の平均視距離ではなく、最も近い観客と画面内の最小文字にピッチを合わせてください。EA-PDはP1.53またはP1.86、EA600COB3はP0.62~P1.87の六種類のピッチを用意します。注文前に、目標とする壁面寸法と視距離に対するキャビネット配列とピクセル単位で正確なレイアウトを求めてください。
各方式でどの電源情報を確認すべきですか?
EA-PDはAC 100–240 Vで動作し、コンセント、データ端子、収納を備えます。EA600COB3はAC 100–240 Vで動作し、最大消費電力はP0.62・P0.78で140 W/m²、P0.93・P1.25・P1.56で280 W/m²、P1.87で220 W/m²です。平均消費電力はそれぞれ50 W/m²、95 W/m²、75 W/m²です。給電、UPS、配線は平均値ではなく最大値で設計してください。
会議室の壁を固定せず、組み直したり移動したりする必要がある場合は?
その場合、レンタルキャビネットは固定ウォールや移動式演台とは別の選択肢です。EA1000H9は屋内・屋外向けの500 × 1000 mmレンタルキャビネットで、屋内P1.56~P3.91モデルは700~800 cd/m²で動作し、前面・背面保守に対応します。EA500C6はイベントとAV用途向けの500 × 500 mmキャビネットを使用し、屋内P1.56–P3.91または屋外P2.6–P3.91モデル、四つのコーナープロテクター、二重クイックロックを備えます。予定するイベント用途に対して、正確なキャビネット、保守アクセス、輝度を確認してください。
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使用した出典: EA-PDの仕様; EA600COB3の仕様; EA1000H9の仕様; EA500C6の仕様
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出典・参考資料
出典ページは変更される場合があります。日付は参照日を示します。
- EA-PDの仕様 参照日 2026年9月30日
- EA600COB3の仕様 参照日 2026年9月28日
- EA1000H9の仕様 参照日 2026年9月29日
- EA500C6の仕様 参照日 2026年9月30日